三井住友フィナンシャルグループ 谷崎CDIOに聞く、 デジタルビジネス「差別化の絶対要件」
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デジタルシフトが加速する中、「デジタルの力を使ったビジネスモデル」を創出できるか否かが、企業にとって存続がかかった課題となっています。これを受けて、ビジネスを支えるアプリケーションの開発・運用においても、「ニーズに応えるスピードが差別化要件となる」といった認識が浸透し、内製化に取り組む機運も高まっているようです。
ただし、ビジネスとは「アプリケーションを作るスピード」だけで成立するほど簡単ではありません。真に問われるのは言うまでもなく、「アプリケーションを使って実現するビジネスモデル」です。特にデジタルビジネスが年々成熟している今、既存の強みとデジタルの力を掛け合わせて、いかに業態を超えた新しいビジネスモデル/アプリケーションを創出・展開できるかが差別化の一大要件ともなっています。一方で、システム障害やサイバー攻撃にまつわる事件・事故が社会を騒がせるなど、アプリケーションを通じて提供する「ビジネスの品質」も強く求められています。「デジタル前提でビジネスモデルを創出する力」「安全・安定的にビジネス=アプリケーションを提供する力」、この二つが新たなビジネスルールに変わったと言えるでしょう。
では、貴社がデジタルの戦いに乗り出す上で、具体的には何がプロジェクト推進のポイントとなるのでしょうか。本セミナーでは、三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務 グループCDIO谷崎勝教氏を迎え、「デジタル前提のビジネスモデル」の重要性と、DX時代の経営、組織運営のあるべき姿などをインタビュー。さらに、ビジネス展開の手段となる「アプリケーションを収益化する」アプローチについても専門家が詳しく解説。「アプリケーションを速く、安く作ること」自体が目的化しがちなど、DXの夜明け前にある日本において、真に有効なスタートダッシュを切るための戦略と戦術を伝授します。
【こんなことが知りたい方におすすめ】
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2005年 三井住友銀行 市場営業推進部長
2010年 同 執行役員 市場運用部長
2013年 同 常務執行役員 システム統括部長
2015年 同 取締役兼専務執行役員 兼 三井住友フィナンシャルグループ専務執行役員
2019年 同 専務執行役員 三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務 グループ CDIO(現任)
2021年6月より現職にて、金融業界でのDXを最新のテクノロジーを利用することでさらに加速させることが可能となる仮説の元、AIを高度に利用した自動化技術によりデジタル・サービスを可視するソリューションの展開を推進中。